- 2022.5.18
イベントレポートオンラインツアー
【白熱の戦い!?】生マグロを競りおとす!オンラインツアー開催レポート
みなさんこんにちは!ツナつな編集部です。
5月に入り、ぽかぽか陽気に爽やかな風が吹き抜けて、過ごしやすい気候になってきましたね。
そんな中で先日、5/15(日)に「【和歌山県から生中継】那智勝浦とツナがる!オンラインマグロツアー」を開催しました!
終了後にいただいたアンケート結果はこちら↓
満足以上が9割!みなさんに楽しんでいただけたようで、運営一同大変うれしく思っています!
単独オンラインツアー第3回目の今回は、過去最大となる16名の方々にご参加いただくことができました!すてきな時間を本当にありがとうございます。
なんと今回は、全国各地の方々に「競り」のワクワクやドキドキを体験していただきたいという気持ちから、新しい試みにも挑戦。お馴染みの「マグロ解体ショー」に加えて、市場でマグロの競りを行う仲買人の体験ができる「チャット機能を利用したオンライン入札体験」もプログラムに追加しました。
大変ご好評いただいた今回のツアー、一体どんな様子だったのでしょうか?早速オンラインツアーをレポートしていきたいと思います!
【オンラインツアーレポート】
16時にツアーがスタートし、参加者のみなさんが続々と入室。中にはご夫婦で参加してくださっている方もいらっしゃり、ほっこりうれしい気持ちになりました!
■ツナビゲーター・ツナ姉妹
今回も、ツアーのナビゲーターは「ツナ姉妹」の2人。
左)ツナ娘・脇口みづほ、右)ツナ妹・さや丸
※ツナ姉妹の自己紹介動画はこちら
2人がご挨拶すると、参加者のみなさんからは拍手が!明るい雰囲気の中、オンラインツアーが幕を開けます!
■競りムービー
次に、今回のツアーの目玉企画でもあるオンライン入札体験に備えて、競りに関する動画を鑑賞。
動画には、普段から競りを行っている仲買人が登場し、市場で実際にマグロを見ながら、良いマグロの見分け方のコツを教えてくれました。
さらに、那智勝浦特有の競りの説明も。那智勝浦の競りは、テレビなどでよく見る「声を張り上げたり、指を使って数字を示す方法」ではありません。
魚を見る(目利き)→札(鉄板)に値段を書く→台に札を持っていく→最も高値だった仲卸の会社名が読み上げられる
という流れで行われているんです。これを、「入札方式」と呼びます。
入札方式をはじめとして、金額を書く時は漢字を使うなど、参加者のみなさんも初めて知ることばかりで、食い入るように画面を見つめていらっしゃいました。
また、動画のあとにはツナ姉妹からの補足も。競りが難しいのは、「相場は日によって変わるので、その日の相場を見極める必要がある」「天然マグロだからこその個体差を目利きしないといけない」などの理由があるからなんだとか。さらに、「お客様からの値引き交渉や、社長からの「絶対落とせよ」という圧力がある(笑)」などと冗談も混じえて教えてくれました。
競りについて知ったことで、仲買人の技術は経験と努力の賜物なんだと改めて感じました!
■ツナ姉妹による解体ショー
競り動画を鑑賞したあとは、お待ちかねのツナ姉妹による解体ショーです!
今回解体したのは、勝浦で水揚げされるマグロの中でも特に上質な「もちビンチョウマグロ」!
※もちビンチョウマグロとは
勝浦で愛されるソウルフードのようなビンチョウマグロの中でも、特別にもちもちとした食感と粘り気を持ったマグロ。脇口水産が「もち鮪」と認定した最高品質の特別なマグロです。
今回は、全体が映るカメラと、解体の様子を間近で見ることができる手元カメラの2台をご用意。そのおかげで、オンラインならではの解体ショーとなりました!
解体を行うツナ娘も、息が上がるくらい包丁に身が粘り付いてくる今回のマグロ。良いマグロほど包丁を入れるのが難しいのですが、今回も解体師泣かせの極上マグロだったようですね!頭を落とすゴリゴリという音や、骨のカラカラという音もしっかり聞こえ、目だけでなく耳でも楽しめる迫力満点の解体ショーに。
最初は遠慮がちだった参加者のみなさんですが、さや丸の「よろしければ、ミュートを外しておしゃべりしてくださいね!」の言葉から、「おお〜!」という歓声や、「そこも食べられるの!?」などの質問も飛び交い、みなさんとのやり取りを楽しみながらの解体ショーとなりました。
オンラインでも十分に迫力を感じていただけたのではないかと思っています!盛り上げてくださったみなさん、ありがとうございます!
解体ショーのあとは、さや丸による「もち鮪ショー」も。もち鮪はもちもちと粘り気があるので、こんな風にお皿に乗せたまま逆さまにしても落ちないんです。「裏に糊が付いてるの?」と言われてしまいましたが、もちろんタネも仕掛けもありませんよ(笑)
さらにツナ姉妹からは、おすすめの食べ方の提案も!もち鮪には、柑橘類(今回はレモン)と塩をかけて食べるのがツウなんだとか。本当に良いマグロは全く臭みがないので、マグロ本来の味を楽しめるこの食べ方が良いんですね。
さや丸の実食レポートでお腹が空いた参加者さんからは、「画面越しで食べたーい!」との声が(笑)ぜひ競りで入札して、この極上のもち鮪を味わっていただきたいです!
■オンライン入札体験
さあ、いよいよツアーの目玉企画となるオンライン競りがスタートします!
今回はzoomのチャット機能を使用。制限時間10秒の間に、販売価格の基準を踏まえ、100円単位で値段を決めて入札していくというルールで行われました。
那智勝浦の競りは一発勝負。ぴりっとした緊張感の中、ツナ姉妹による「いっせーのーせ、ドン!」の合図で一斉に値段が出揃う様子は、実際の競りさながらです!
競りのポイントは、「短い時間で見極めて値段を決め、札に書かなければいけない」ということ。最初は、10秒という制限時間に参加者のみなさんも戸惑っているように感じられましたが、最後は各々戦略も練りながら楽しまれていました。
「あとちょっと早かったら…」や、「これは絶対食べたい!」などの声も飛び交い大盛り上がり!
特になかなかお目にかかることのできない「希少部位セット」は接戦で、競り落とすことができた参加者さんに向けて「食レポして〜!」などのお願いもありました!
↓希少部位セットのカマ
今回の競りに上げられたのは、先ほど解体したもちビンチョウマグロ。
ハラカミ・ハラナカ・ハラシモ・セカミ・セナカ・セシモ・希少部位セット(中骨とカマ)
がずらりと並びました。各部位の美味しい食べ方や、「背中は赤身が多いのでお刺身をたくさん食べたい方にぴったり!」など、ツナ姉妹からのプチ情報も挟んでの進行が楽しかったです!
上質なもちマグロを見事競り落とせたみなさん!おめでとうございます!
■プレゼント抽選会
ツアーの最後は、うれしいプレゼント抽選会!
那智勝浦のにぎわい市場で使用できるチケットが、3名様に贈られました。当選者の方にも「那智勝浦に行きたいと思います!」と言っていただくことができました。美味しいマグロをご用意して、お待ちしています!
これにて、今回のオンラインツアーは無事終了。1時間という前回よりも短い時間でしたが、解体ショーや入札体験など、密度の濃い時間となりました。参加者のみなさんも終始盛り上げてくださり、あちこちから笑い声も聞くことができて、大成功だったのではないかと思います!
【参加者のお声】
今回も、参加者のみなさんには、終了後にアンケートにお答えいただきました!嬉しいお声や、今後へのアドバイスなどもたっぷりいただきましたので、その一部をご紹介していきます。
「ふだん見ることの出来ない解体は見てて楽しいですし、競り体験もワクワクしますね」
「昨年マリーナシティで解体ショーを見たときは人が多くて見えなかったのが、こんな間近で見れて最高でした。競りの面白さが分かり勉強になりました。」
「はじめてのセリ体験が凄くたのしかったのと、魚の捌き方が参考になりました!」
「解体がリモートで見やすかった。女性の説明が元気よく分かりやすかった。」
「手元カメラで、間近でマグロの解体が見れてよかった。」
「チャットを使った競りが新鮮で面白かったです。」
「リアルで面白いです!」
やっぱり、間近で解体ショーを見られるというのは新鮮に感じていただけたようですね。チャットを利用しての競りは運営側も初めてでしたが、楽しんでいただけたようで一安心です。いただいたご感想やアドバイスも参考に、今後も楽しい企画を考えられるように努めていきます。今回のオンラインツアーを通して、少しでも那智勝浦やマグロについて興味を持っていただけるとうれしいです!
さらに、リアルでの解体ショーのご依頼も受け付けています。
アンケートでは、8割以上の方にご興味を持っていただけました!
百貨店、飲食店、ホテル、結婚式、イベントなどでのリアルな解体ショーも随時お問い合わせを受け付けています!お気軽にご相談ください。
それでは!参加者の方々、ここまでレポートを読んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。今後もオンラインツアーやリアルイベントで楽しい企画をご用意できるよう頑張っていきますので、よろしくお願いします。またお会いしましょう!
過去のオンラインツアーはこちら
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