- 2022.6.30
読み物
【マグロにも旬がある!?】種類によって違うマグロの旬をご紹介します!
みなさん、こんにちは!ツナつなライターのさや丸です🐟
ジリジリと日射しがきつくなり、だんだん夏めいた気候となってきましたね!
マグロにも旬がある
ところで、みなさんはマグロにも旬があることはご存知でしたか?
魚の中には、早春に好漁を迎える、その名の通り「春の魚」の鰆。
春を象徴する花、「桜」が入った桜海老。
「寒ぶり」という言葉もあるぶりの旬は、12月~3月の寒い時期などなど、お魚には「この時期に食べるとおいしい!」がありますよね。
そんな旬の季節…もちろんマグロにもあるんです!
旬のマグロを楽しもう!
マグロの中でも、旬がもっともわかりやすいのが、言わずと知れた本マグロ。
わたしのいる那智勝浦で水揚げされるのは、その年にもよりますが年明け~3月の春先くらいまで。マグロの中でも最も魚体が大きくなるマグロで100~200キロ前後のものが比較的よく水揚げされています。写真の魚体は、なんと340キロ!この日は新聞社やTVの報道陣の方々も駆けつけてくださり、大きなニュースとなっていました。
ちなみに、那智勝浦で水揚げされた歴代最大の魚体はなんと450キロです!!
個体によって差はありますが、脂の乗っている大トロや中トロは高価で、とろけるような舌触りがたまりません。
同時期の12月から2月頃には、勝浦漁港で70~80%の水揚げ量を占めるビンチョウマグロが旬を迎えます。身色が淡い桜色になることから、春を告げるマグロとして「桜びんちょう」とも言われています。
<和歌山漁連より>
キハダマグロは、夏・初春が旬です。旬ものは名前の通り綺麗な黄色が市場できらりと光っています。
秋にトロになるメバチマグロは、「脂メバチ」と呼ばれ、程よい脂が乗っています。
マグロにはたくさん種類があって、旬の時期や魚種によって脂の乗りや味が全然違うんです。お寿司を食べに行った際は、ぜひぜひマグロの種類を気にして食べてみてくださいね!
那智勝浦町とマグロと四季
那智勝浦での暮らしは自然と近いので、季節の変化を身近なものごとから感じられます。
春には山桜。都会のように集中して植っていないので、咲いているのを発見するととっても嬉しい気持ちになるんです。梅雨時期には、水の量が増えて圧巻の那智の滝。夏には蝉が鳴いて、クワガタが家の周りにいるのも珍しくないんですよ。 そして、マグロのシーズンに入り水揚げ量が増える冬。
「魚に脂が乗っている」
わたしがその言葉の意味をちゃんと理解したのも、ツナつなライターとなり、マグロを食べる回数が増え、味の違いを理解できるようになったからだと思います。
季節ごとの違った味を楽しんで、ぜひお好みを見つけてみてくださいね!
文:さや丸
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